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チュニジアを有機農業の国に

◆チュニジアの原種に近いレッドニンニクを黒ニンニクに

ニンニクの原種とその栽培
ニンニクの原種とされているのは、コーカサスから中近東など、これまで正確ではありません。ニンニクは、小型で内皮の赤い形態が原種とされている。
古代エジプトの文明の頃に既に、ニンニクは栽培されており、フェニキア人が栽培していた記録が残されている。
紀元前の農業書は、フェニキア人が残したマゴンの農業書18巻と中国の呂氏春秋がほとんど同時代で、紀元前500年頃の書である。紀元前における農業先進国と言える。
マゴンの農業書を作成したのは、カルタゴの文化の最盛期で、現在の北アフリカ、チュニジアの地域で高度な農業栽培が国を豊かにし、ローマと地中海を挟み勢力を競っていた。ワイン醸造は、マゴンの農業書によって、ローマから地中海一円に広がっていった。
ニンニクも既にこの時代に栽培されており、後にローマ時代へと引き継がれてきた。
日本で、原種に近いニンニクは、国の三重県にある試験場に残されている。



◆第2回チュニジア訪問~チュニジアの支援と農業問題

自由経済と経済のグローバル化は正しい道か?

c027.jpg有機農業の基本的理念は、自然界のなかで全ての生命体が共生を根底において、共生の中で農産物の生育を具現化させる環境を持続することである。


チュニジアで改めて感じる農業のグローバル化問題
人類は全て固有の文化を育成し、その地域に根付いてきた。
農産物の生産と生活文化から生まれてきた手工業は地域文化であり、全ての生命体との共生の基礎となって育んできた。
過去の農業では、農薬と化学肥料を大量に投下し生産効率を高める事に成功し農業生産の構造的変化が世界を席巻した。
その結果は、全てに成功を納めたのではなく、地域固有の生命体を絶滅の危機に追い込み、多くの環境汚染を拡大させた経緯がある。

◆チュニジアを有機農業の国に~チュニジアへの提言書~

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アラブ諸国では、古くからグリーンチュニジアと呼ばれている。
古代都市、カルタゴの時代から、農業技術の進んで地域であり、現在も豊かな農地が継続されている。
8/17日~24日まで、北チュニジアとボン半島を中心に農業地域を視察させていただいた。
(写真:緑豊かな地中海の国チュニジア→)

広大な、小麦畑の収穫後の圃場、延々と続くオリーブの畑、豊富な果実の種類、乾燥大地を利用したトマト栽培、全て日本では見られない光景である。
何よりも、驚いたのは、2ヶ月以上降水が無い状態で生き生きとしている樹木の生命力の強さ、果実を付け、収穫されている現実に脅威さえ感じる。

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家庭菜園では、オリーブとオレンジ、檸檬、イチジク、梨、リンゴ、ザクロ、ぶどう、びわが混植され収穫されているのには、日本の常識では、あり得ない生育環境である。チュニジアは、ほぼ、一年中果実が収穫されている。
チュニスから、一歩、郊外に出向くと、農業風景は、50年前の日本の農村形態がそのまま残されている。
(写真:郊外に拡がる広大なオリープ畑→)

以下2つの提言をお送りする。


 
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